第38回東京国際映画祭 開幕!日比谷の街が映画の光に包まれた夜。

  • 2025年10月27日(月)、秋晴れの空の下、第38回東京国際映画祭が華やかに開幕しました。会場は東京ミッドタウン日比谷のステップ広場から日比谷仲通りへと続く全長162メートルのレッドカーペット。沿道には朝から多くの映画ファンが詰めかけ、世界中から集まった映画人たちを一目見ようと熱い視線を送ります。

    トップバッターとして登場したのは、オープニング作品『てっぺんの向こうにあなたがいる』の吉永小百合、のん、阪本順治監督。続いてフェスティバル・ナビゲーターの瀧内公美がブラックドレスで登場し、凛とした存在感で会場を魅了しました。

    北川景子や芳根京子、柴咲コウ、満島ひかり、吉岡里帆ら、日本を代表する俳優陣が次々と登場し、ファンの歓声が日比谷の街に響き渡ります。海外からは『母なる大地』のファン・ビンビン、『イン・アイ・イン・モーション』のジュリエット・ビノシュ監督など、国際的なスターも勢ぞろい。全263名ものゲストがカーペットを歩き、今年も東京が世界の映画都市として輝く瞬間となりました。

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    レッドカーペットイベント後は東京宝塚劇場でオープニングセレモニーが行われました。ナビゲーターの瀧内公美は「デビュー当時から足繁く通ったこの映画祭でナビゲーターを務められるのは光栄です」と笑顔で挨拶。

ジュリエット・ビノシュ監督とのクロストークでは、ビノシュが「どんな芸術形態でも、自分自身の独立した考えを持ち、情熱をもって臨むことが大切」と語り、映画人たちにエールを送りました。

 

コンペテ部門の審査委員長カルロ・シャトリアンは「映画祭がもたらす豊かな交流を楽しみにしています」とコメント。

そしてオープニング作品『てっぺんの向こうにあなたがいる』の阪本順治監督は「山の映画であり、家族の映画であり、人生の映画」と語り、吉永小百合は「50年前に女性として初めてエベレストに登られた田部井淳子さんとこの夜を楽しみたい」と想いを込めました。

 

 

  • 最後は安藤裕康チェアマンが「第38回東京国際映画祭、開幕でございます」と力強く宣言。会場には大きな拍手が響き、10日間にわたる映画の祝祭が幕を開けました。

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    第38回東京国際映画祭
    開催期間:2024 年 10 月 27 日(月)~11 月 5 日(水)
    会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区  公式サイト:https://2025.tiff-jp.net/ja/

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